
本日5月2日からの新任期開始に際し、みなさまに四期目の活動方針をご報告しておきたいと思います。
基本的な姿勢
政治家とは、あくまで道具なのだと考えています。そのため、30歳で政治を志してからは「自分をどう使うか」という考え方をしてきました。だからこそ、自分の票のことを考えたら損な判断もし、吉田市長にも上地市長にも是々非々で向き合ってきました。それにより、多くの支援者や団体が離れていきましたし、「潔癖症だ」「清濁併せ呑まないと」ともお叱りを受けます。とはいえ「こういう頑固な議員が一人くらいいてもいい」という民意を今回頂いたとも考えています。
三期12年間の経過
一期目は、独りでどこまでできるか試行錯誤して、無会派でした。
二期目は、髙橋議員と共に会派「研政」に入って政策集団としてのチームワークを築き上げ、超党派4名で「市民の声を聴く会」も主宰してきました。
三期目は、こうして築いてきた政策力・対話力を求心力にして、自公に伍するため髙橋議員・永井議員と最大会派「よこすか未来会議」を仕掛けました。しかし、私から見れば闘うべき時に闘わない姿勢や市長与党化に嫌気がさし、1年で離脱しました。私が会派名の名付け親であり、是々非々の綱領も書いた立場であるだけに本当に残念でした。ただし、「よこすか未来会議」に残してきた政策とサイクルは仕組みとして動いており、大きな仕事をしたと考えています。また、その後の3年間は、誰も扱わなかった芦名漁港問題など多様な民意を反映することを意識し、無会派でも大きな存在感を示したと自負しています。
四期目の活動方針
世の中を変えるには、大きく2つの通り道があると思います。「既存のものを変える」か、「新しいものを創ってしまう」か。ヨコ文字なら、リストラクションか、オルタナティヴか、でしょうか。いつも、この使い分けを意識してきました。
この間、「横須賀データマップ」などオープンデータ化で新しい価値を生み出してもきましたが、基本的には「議会を変えて民意を市政に反映する回路をつくり直そう」と心血を注いできた気がします。しかし、今回の選挙で投票率が下がった結果、議会の構成がより体制的で閉鎖的になったと感じています。「この議会を変えることには期待できない」というのが率直な感想です。
そこで今期4年間は、外に出て新しいものをどんどん創っていくつもりです。これまでの議員の活動の枠を超え、新しくソーシャル・ビジネスを立ち上げたり、市民運動と政治をつなぐ触媒になったりしたいと考えています。また、外との呼吸も兼ねて、市外での活動や個人事業主のビジネスにも力を入れていきます。この過程で、市民派市議を発掘し育てていけたらとも考えています。どうぞ今後もドシドシご意見を頂き、対話を通して共に市政の変革を担えたら幸いです。
基本的な姿勢
政治家とは、あくまで道具なのだと考えています。そのため、30歳で政治を志してからは「自分をどう使うか」という考え方をしてきました。だからこそ、自分の票のことを考えたら損な判断もし、吉田市長にも上地市長にも是々非々で向き合ってきました。それにより、多くの支援者や団体が離れていきましたし、「潔癖症だ」「清濁併せ呑まないと」ともお叱りを受けます。とはいえ「こういう頑固な議員が一人くらいいてもいい」という民意を今回頂いたとも考えています。
三期12年間の経過
一期目は、独りでどこまでできるか試行錯誤して、無会派でした。
二期目は、髙橋議員と共に会派「研政」に入って政策集団としてのチームワークを築き上げ、超党派4名で「市民の声を聴く会」も主宰してきました。
三期目は、こうして築いてきた政策力・対話力を求心力にして、自公に伍するため髙橋議員・永井議員と最大会派「よこすか未来会議」を仕掛けました。しかし、私から見れば闘うべき時に闘わない姿勢や市長与党化に嫌気がさし、1年で離脱しました。私が会派名の名付け親であり、是々非々の綱領も書いた立場であるだけに本当に残念でした。ただし、「よこすか未来会議」に残してきた政策とサイクルは仕組みとして動いており、大きな仕事をしたと考えています。また、その後の3年間は、誰も扱わなかった芦名漁港問題など多様な民意を反映することを意識し、無会派でも大きな存在感を示したと自負しています。
四期目の活動方針
世の中を変えるには、大きく2つの通り道があると思います。「既存のものを変える」か、「新しいものを創ってしまう」か。ヨコ文字なら、リストラクションか、オルタナティヴか、でしょうか。いつも、この使い分けを意識してきました。
この間、「横須賀データマップ」などオープンデータ化で新しい価値を生み出してもきましたが、基本的には「議会を変えて民意を市政に反映する回路をつくり直そう」と心血を注いできた気がします。しかし、今回の選挙で投票率が下がった結果、議会の構成がより体制的で閉鎖的になったと感じています。「この議会を変えることには期待できない」というのが率直な感想です。
そこで今期4年間は、外に出て新しいものをどんどん創っていくつもりです。これまでの議員の活動の枠を超え、新しくソーシャル・ビジネスを立ち上げたり、市民運動と政治をつなぐ触媒になったりしたいと考えています。また、外との呼吸も兼ねて、市外での活動や個人事業主のビジネスにも力を入れていきます。この過程で、市民派市議を発掘し育てていけたらとも考えています。どうぞ今後もドシドシご意見を頂き、対話を通して共に市政の変革を担えたら幸いです。
横須賀市議会議員 小林 伸行