「みんなの軽音部」についてご報告

 以前、民間による部活動のモデルを作りたいと考え、プライベートで「みんなの軽音部」というNPOを立ち上げて活動していました。共同運営者が問題のある人物だったため活動を閉じたのですが、同名の団体でこの4月から再び生徒を募集しているようです。そのため、立ち上げた人間の責任として二次被害を防ぐべきだと思い、ご報告します。
 また、この人物は4月の市議選の直前に「みんなの軽音部」を巡る事実を歪曲した投稿をFacebookやTwitterで行い、私の選挙妨害を狙いました。既に投稿はガイドライン違反で削除されているようですが、選挙中も選挙後も「あれはどういうことなの?」と問い合わせを受けましたので、きちんとご説明しておいたほうがいいと考えました。
 これまで彼の名誉やお店の評判なども考慮して、詳細は明かさない配慮をしてきたのですが、店頭の募集ポスターを見て保護者から「子どもを活動に参加させたいのですが、再開したんですか?」というお電話も頂き、説明責任が優先されると判断しました。また、実名も店舗名も自ら明かして投稿したことを確認しましたので、秘匿の必要はなくなりました。



活動休止の経緯 



 みんなの軽音部は、「基本的には活動場所は理事長が提供し、実際の運営を共同代表であり事務局長である小林が主に担う」という合意の下で活動を開始しました。ところが、実際には活動が楽しかったようで、理事長も一緒に運営を担うようになりました。
 それ自体は良かったのですが、活動を開始して間もなく、理事長による複数のボランティアへのハラスメント行為がありました。子どもたちの目の前でもハラスメントが行われたため理事長に改善を求めたところ、逆恨みされて「今後の運営は自分が担う」と怒りを露わに迫られました。加えて、理事長による生徒への高圧的な指導について保護者からのクレームも受けるに至って、代表権を持つ立場として「この団体は活動を継続すべきでない」と判断しました。せっかく子どもたちも増え、多くの寄付や楽器提供、メディア取材なども頂いていたのに、心から申し訳なく思いましたが、子どもたちの安全・安心が最優先です。そのため、可能な限りの寄付を返金し、小林が持ち込んだ機材類を理事長のお店から引き揚げ、他の場所での再開を目指しました。これを受けて理事長は態度を硬化させ、その頃にはNPO法人格も取得していたのですが、臨時総会を開いて小林を解任しました。法人の会員は理事長の友人で固めていたことから、そこまでは想定していたのですが、それだけでは済みませんでした。その後も二度にわたって再開目前まで調整が済んでいた場所のオーナーらに圧力をかけて妨害し、再開は二度とも断念に追い込まれました。



 その後、同法人は間もなく活動を休止したと伝え聞いていました。しかし、新年度が始まる2023年春に再び店頭にポスターを貼り出し、募集を開始したことを確認しました。相次いで、保護者から「子どもを活動に参加させたい」というお電話も頂いたことから、経緯をご報告し判断材料をきちんとお伝えすることで説明責任を果たしたものです。



 なお、改めて別団体にて再開を準備しています。整いましたら、追ってご報告します。

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